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証券コード：9605

第 9 7 期中間報告書2019年４月1日▶2019年9月30日

ご挨拶

新作映画のご紹介

　当社は第97期事業年度の第２四半期末決算を行いましたので、ここに事業の概況をご報告申し上げます。　当第２四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調のなかで推移したものの、通商問題の動向が世界経済に与える影響や、海外経済の動向と政策に関する不確実性等により、依然として先行き不透明な状況が続きました。　このような状況のなかで当社グループは、映像関連事業におきましては、映像４部門（映画事業・ビデオ事業・テレビ事業・コンテンツ事業）の連携強化や興行関連事業・催事関連事業の積極展開等によって収益の拡大を図るとともに、観光不動産事業・建築内装事業の各部門におきましても堅実な営業施策の遂行に努めました。　その結果、当第２四半期連結累計期間

代表取締役社長　多田憲之

の売上高は760億４千４百万円（前年同四半期比17.4％増）、経常利益は152億７千万円（前年同四半期比24.4％増）となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は69億４百万円（前年同四半期比47.8％増）となりました。　今後におきましては、各事業部門とも営業成績の向上に全力を傾注し、また資産の有効活用と収益基盤の強化に取り組むとともに、経営の合理化・効率化を図り、もって社業の安定向上に努力してまいる所存であります。　なお、中間配当につきましては、11月13日開催の取締役会において1株につき30円と決定させていただきました。　株主の皆さまにおかれましては、なにとぞ引き続き格別のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 2019年12月

『カツベン！』2019年12月13日（金）公開

今からおよそ100年前、日本では映画が｢活動写真｣と言われていた時代。当時最先端だった映画はサイレントでモノクロ。日本人が映画の虜になったのは、楽士の奏でる音楽とともに、独自の“しゃべり”で観客を映画に引き込む｢活動弁士｣、通称“カツベン”がいたからだった。『Shall we ダンス？』や『それでもボクはやってない』など数々の名作を世に送り出してきた周防正行監督が、今回選んだテーマは“しゃべりのスペシャリスト”！　七色の声を持つ天才的な活動弁士の主人公には、本年度アカデミー賞新人俳優賞を受賞した成田凌が抜擢された。｢声｣にまつわる壮絶なオーディションを勝ち抜き、映画初主演に挑戦する。ヒロインには若手最注目の黒島結菜。さらに永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊など周防組初参加の面々に加え、竹中直人、渡辺えり、小日向文世ら周防作品おなじみの実力派キャストたちが集結。彼らが演じる一癖も二癖もある個性的なキャラクターたちとともに、物語は空前絶後の大騒ぎ！　平成の国民的映画を数々作り上げた周防正行監督が、令和の時代に贈る極上のエンタテインメントの幕が開く！！ ©2019「カツベン！」製作委員会

< S T O R Y >

子どもの頃、活動写真小屋で観た活動弁士に憧れていた染谷俊太郎。“心を揺さぶる活弁で観客を魅了したい”という夢を抱いていたが、今では、ニセ弁士として泥棒一味の片棒を担いでいた。そんなインチキに嫌気がさした俊太郎は、一味から逃亡し、とある小さな町の映画館＜靑木館＞に流れつく。靑木館で働くことになった俊太郎は、“ついにホンモノの活動弁士になることができる！”と期待で胸が膨らむ。しかし、そこには想像を絶する個性的な曲者たちとのトラブルが待ちうけていた！　俊太郎の夢、恋の運命やいかに・・・！？

『仮面ライダー　令和ザ・ファースト・ジェネレーション』2019年12月21日（土）公開

劇場版　仮面ライダー新時代。2000年から始まった平成仮面ライダーシリーズが20作品目「仮面ライダージオウ」にて終わりを告げた。そしてこの冬、2009年から毎年公開してきた劇場版は、新元号・令和の幕開けとともに新時代へと突入する。令和第１作「仮面ライダーゼロワン」は、人工知能＝AIをテーマに、様々な職業の世界を通してAIが導入された未来の姿と、そこで生まれる悪との戦いを描いている。その歴史に幕を閉じたはずの「仮面ライダージオウ」が、なぜ新時代の「仮面ライダーゼロワン」と関わるのか。平成×令和　混ぜるな危険。記念すべき令和仮面ライダーシリーズ劇場版第１作。これまでとは一線を画す、予想だにしない物語が、いま、始まる。

「ゼロワン／ジオウ」製作委員会©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

テレビ番組「科捜研の女　シーズン19」©テレビ朝日・東映

テレビ番組「仮面ライダージオウ」©2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

セグメント別営業概況

映像関連事業部門売上高 49,823百万円営業利益 10,984百万円

売上高構成比

65.5％

映画『ONE PIECE STAMPEDE』2019年8月9日（金）©尾田栄一郎／2019「ワンピース」製作委員会

映画『翔んで埼玉』2019年2月22日（金）©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

93,805

49,823

第96期第97期（当第2四半期）

■=中間　■=期末• 売上高（単位：百万円）

19,298

10,984


■=中間　■=期末• 営業利益（単位：百万円）

　映画事業では、提携製作作品等22本を配給し、「劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』」が大ヒットを収めたのに加え、「劇場版

『仮面ライダージオウ Over Quar t ze r／騎士竜戦隊リュウソウジャーTHE MOVIE タイムスリップ！恐竜パニック！！』」が好稼働しました。また、前連結会計年度における公開作品のうち『翔んで埼玉』（２月22日公開）も好稼働しました。　ビデオ事業では、主力の劇場用映画のＤＶＤ・ブルーレイディスク作品に加えて、テレビ映画のＤＶＤ・ブルーレイディスク作品を販売いたしました。　テレビ事業では、「特捜９」「科捜研の女」

「仮面ライダージオウ」等を制作して作品内容の充実と受注本数の確保に努め、また、

キャラクターの商品化権営業も好調に推移しました。　コンテンツ事業では、劇場用映画等の地上波・ＢＳ・ＣＳ放映権及びビデオ化権の販売に加え、ＶＯＤ（ビデオ・オン・デマンド）事業者向けのコンテンツ販売等を行いました。アニメ関連では、国内外でのアプリゲーム化権販売に加え、海外での「ドラゴンボール」シリーズや「ワンピース」の商品化権販売、並びに「劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』」の公開に向けた国内のタイアップ・販促向け許諾が好調に推移しました。　以上により、当セグメントの売上高は498億２千３百万円（前年同四半期比14.7％増）、営業利益は109億８千４百万円（前年同四半期比21.6％増）となりました。

　不動産賃貸業では、「プラッツ大泉」「オズスタジオシティ」「渋谷東映プラザ」「新宿三丁目イーストビル」「広島東映プラザ」等の賃貸施設が稼働いたしました。ホテル業においては、インバウンド需要の拡大に伴いマーケットは好調を維持する一方、民泊の解禁など新規参入により競争が激化するなか、湯沢東映ホテルの温浴施設のリニューアルを実施するなど、収益の確保に向けて積極的な営業活動を展開いたしました。　以上により、当セグメントの売上高は 31億９千９百万円（前年同四半期比0.4％増）、営業利益は13億２千２百万円（前年同四半期比5.4％減）となりました。

観光不動産事業部門売上高 3,199百万円営業利益 1,322百万円

福岡東映ホテル

6,5173,199



2,9001,322



「不思議の国のアリス展」©2018 The Magic of Alice in Wonderland Exhibition.

8,1665,023



1,179 1,037



　催事事業では「不思議の国のアリス展」や「シルバニアファミリー展」、人気キャラクターショーなど各種イベントの提供を行うとともに、映画関連商品の販売など積極的な営業活動を展開いたしました。また、東映太秦映画村は引き続き堅調に推移しました。　以上により、当セグメントの売上高は50億２千３百万円（前年同四半期比13.5％増）、営業利益は10億３千７百万円（前年同四半期比30.9％増）となりました。

催事関連事業部門売上高 5,023百万円営業利益 1,037百万円

建築内装事業部門売上高 5,031百万円営業利益 △7百万円

7,1195,031



313△7


■=中間　■=期末• 営業利益（単位：百万円）　建築内装事業では、公共投資は弱含みではあるものの、関連予算の執行

により底堅く推移することが見込まれており、設備投資も緩やかに増加していることなどから、受注環境は良好な状況となりました。しかしながら、技術労働者の不足や建築資材価格の高止まりなど、依然として厳しい経営環境が続いており、楽観はできない状況です。　以上により、当セグメントの売上高は50億３千１百万円（前年同四半期比62.4％増）、営業損失は７百万円（前年同四半期は６千８百万円の営業損失）となりました。

売上高構成比6.6％



21,430

12,966



1,876 1,647



　映画興行業では、㈱ティ・ジョイ運営のシネコンが好調に稼働し、205スクリーン体制（東映㈱直営館４スクリーン含む）で展開しております。　以上により、当セグメントの売上高は129億６千６百万円（前年同四半期比22.3％増）、営業利益は16億４千７百万円

（前年同四半期比63.5％増）となりました。新宿バルト９

興行関連事業部門売上高 12,966百万円営業利益 1,647百万円

売上高構成比

17.1％

連結財務ハイライト

第94期

■=中間　■=期末

17,462 17,469

22,970

第95期第96期第97期（当第2四半期）

営業利益（単位：百万円） 13,570

第94期


20,046 21,379

25,983


経常利益（単位：百万円） 15,270

第94期


128,411 124,317137,038


売上高（単位：百万円） 76,044

第94期

■=期末

257,677 273,294296,292


総資産（単位：百万円） 307,062

第94期

■=期末

180,716 196,039214,208


純資産（単位：百万円） 224,731

第94期


10,959 10,710 10,816


親会社株主に帰属する四半期（当期）純利益（単位：百万円）

6,904

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T O P I C S

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１月黒木瞳

２月橋本環奈

３月清原翔

４月高島礼子

５月工藤遥

６月北大路欣也

７月小林綾子

８月橋本マナミ

９月高杉真宙

10月吉岡里帆

11月小林稔侍

12月舘ひろし

当社が直営いたします新潟・湯沢・福岡の3ホテルでは、今年も趣向を凝らしたおせちを販売いたします。ぜひ、皆さまも東映ホテルのおせちで新年をお迎えください。ご予約お待ちしております！

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12月20日（金）受付締切※数に限りがございますので、お早めにお申し込みください。

新潟東映ホテル特製三段重（和食・洋食・中華） 22,000円特製二段重（和食・中華または和食・洋食） 17,000円特製日本料理（和食一段） 17,000円洋食オードブル（洋風一段） 17,000円東映会席おせち（和食三段） 38,000円

湯沢東映ホテル和風三段重 20,000円

福岡東映ホテル和欧風三段重 21,600円

※すべて消費税込・送料込の価格です。

株主優待のご案内

会社概要（2019年9月30日現在）

株式情報（2019年9月30日現在）

次のとおり株主優待券を発行し、ご優待申し上げております。当社指定劇場（施設）にてご利用いただける招待券となります。

株主優待券発行基準株数優待券発行数

100株以上 6枚綴り 1冊

200株以上〃 2冊



株主優待券発行基準株数優待券発行数

1,300株以上 6枚綴り 8冊

2,000株以上〃 10冊

4,000株以上〃 20冊

6,000株以上〃 30冊

会社概要商号東映株式会社　TOEI COMPANY, LTD.

設立 1949年（昭和24年）10月１日

資本金 117億709万2,928円　東京証券取引所１部上場

従業員数 350名

関係会社

連結子会社

㈱東映ホテルチェーン、㈱東映建工、東映ビデオ㈱、東映アニメーション㈱、㈱東映エージエンシー、㈱東映京都スタジオ、㈱東映テレビ・プロダクション、東映シーエム㈱、東映ラボ・テック㈱、三映印刷㈱、東映衛星放送㈱、㈱ティ・ジョイなど

主な関連会社㈱テレビ朝日ホールディングス

役員代表取締役グループ会長岡田　剛

代表取締役取締役社長多田憲之

専務取締役田中誠一

常務取締役手塚　治

取締役村松秀信

取締役白倉伸一郎

取締役篠原智士

取締役田中　聡

取締役吉元　央

取締役樋田謙治郎

取締役和田耕一

取締役野本弘文

取締役早河　洋

常勤監査役有川　俊

監査役安田健二

監査役神津信一

監査役黒田純吉

株式の状況

株式数発行可能株式総数　30,000,000株

発行済株式総数　14,768,909株

株主数 7,158名（前期末比157名減）

（注）１. 千株未満は切り捨てて表示しております。２. 当社は、自己株式1,879,088株を保有しておりますが、上記大株主からは除いておりま

す。また、持株比率は自己株式を控除して計算しております。

大株主株主名持株数

（千株）持株比率（％）

株式会社テレビ朝日ホールディングス 1,670 13.0

株式会社TBSテレビ 1,215 9.4

株式会社バンダイナムコホールディングス 1,035 8.0

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社（信託口） 825 6.4

東急株式会社 600 4.7

株式会社フジ・メディア・ホールディングス 572 4.4

日本テレビ放送網株式会社 480 3.7

日本マスタートラスト信託銀行株式会社（信託口） 398 3.1

STATE STREET CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM44 365 2.8

CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL 355 2.8

（ご注意）1.　株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を

開設されている口座管理機関（証券会社等）で承ることとなっております。口座を開設されている証券会社等にお問合せください。株主名簿管理人（三菱UFJ信託銀行）ではお取扱いできませんのでご注意ください。

2.　特別口座に記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関（三菱UFJ信託銀行）にお問合せください。なお、三菱UFJ信託銀行全国各支店にてもお取次ぎいたします。

3.　未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。

株主メモ事業年度４月１日〜翌年３月31日期末配当金受領株主確定日３月31日

中間配当金受領株主確定日９月30日

定時株主総会毎年６月下旬開催株主名簿管理人特別口座の口座管理機関

東京都千代田区丸の内１丁目４番５号三菱UFJ信託銀行株式会社

（同連絡先）三菱UFJ信託銀行株式会社　証券代行部連絡先　東京都府中市日鋼町１-１　　　　電話　0120-232-711（通話料無料）郵送先　〒137-8081　新東京郵便局私書箱第29号　　　　三菱UFJ信託銀行株式会社　証券代行部

公告掲載U R L https://www.toei.co.jp/annai/（ただし、電子公告によることができない事故、その他のやむを得ない事由が生じた場合は、日本経済新聞に公告いたします。）

〒104-8108　東京都中央区銀座３-２-1703-3535-4641（代表）

株主優待制度についての詳細は、当社ホームページ「IR情報」の「株主優待」をご覧ください。 https://www.toei.co.jp/company/ 東　映検索

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