TS・GPSを用いた
転圧管理システムのご紹介
TSTS・・GPSGPSを用いたを用いた
転圧管理システムのご紹介転圧管理システムのご紹介
1.はじめに1.はじめに
・ 団塊世代の大量退職 ⇒熟練オペの減少
・ 情報化技術の進展 ⇒建設CALSの導入
⇒ITの浸透
・ 品確法の導入 ⇒品質の向上
⇒新技術の提案
-総合評価落札方式導入,工事成績評価導入。
・ 生産性向上の要求 ⇒効率化、コスト・工期の縮減
・ 安全性向上の要求 ⇒事故による社会的ダメージが大
⇒ポイントの減点
情報化施工
■■建設業界の主な動向建設業界の主な動向
■■管理要領管理要領
・「TS・GPSを用いた盛土の締固め情報化施工管理要領(案)」作成。(道路土工編) 平成15年12月。運用開始、国交省直轄工事で特記仕様書に盛り込まれる。
・「施工管理データを搭載したトータルステーションによる出来形管理要領(案)」(道路土工編) 平成18年10月。今後運用が見込まれる。
・「施工管理データを搭載したトータルステーションによる出来形管理要領(試行案)」(河川土工編) 平成19年11月。
平成19年度河川土工における現場試行のための出来形管理要領
・・「「舗装工の情報化舗装工の情報化施工施工管理要領」についても試験施工が行われている。管理要領」についても試験施工が行われている。
2.国土交通省の動き
■従来の管理手法との違い
転圧作業後、砂置換法・RI計測法において作
業量に応じて規定の締固め状況を点で管理を行なってきました
GPS・自動追尾光波測定機等の位置情報に
よりリアルタイムに締固め状況が確認できるので、施工をしながら面全体での管理が可能となりました
品質規定方式 工法規定方式
3.転圧管理システム(1)
TS・GPSを用いた転圧管理の効果
・盛土全面の管理による品質の向上
・締固め状況の早期把握による工程短縮
・締固め回数の管理による過不足転圧、再転圧の防止
・砂置換法・RI計法は時間と労力を要するが、品質管理業務の簡素化・効率化ができる。
・オペレータの熟練度に左右されない・適用可能な土質の拡大(岩塊盛土等への運用が可能)
西尾レントオールは国交省新技術活用システム NETISに登録済みです。
「「TSTS・・GPSGPSを用いた盛土の締固め情報化施工管理要領」を用いた盛土の締固め情報化施工管理要領」
3.転圧管理システム(2)
平成15年12月実施平成15年12月実施
■転圧管理システム概要1辺0.25m又は0.50m
位置情報を車載パソコンに表示、オペレーターにリアルタイムで転圧個所及び転圧回数を表示
走行軌跡図・転圧回数の帳票が作成できるシステム
3.転圧管理システム(3)
4.情報化施工 ポジショニング製品(1)
GPT-9003A MC
モータードライブ&追尾機能モータードライブ&追尾機能
⇒高速移動する重機を自動で追尾
角度と距離を同時出力角度と距離を同時出力
TSベースのため、高さ精度の高精度化が可能
⇒仕上げ精度が要求される作業でも対応
トータルステーションとして活用トータルステーションとして活用
アプリケーションソフトを用意⇒出来形観測にも対応可能
TSTS(トータルステーション)とは(トータルステーション)とはTotalTotal StationStationの略称ですの略称です
■自動追尾トータルステーション
■ 基準側の受信機のデータを移動側の受信機に転送し、計算処理を移動側の
受信機内部でリアルタイムに行う。 使用する衛星数は最低5衛星以上
■GPS衛星はアメリカが運用、GLONASS衛星はロシアが運用。衛星航法システム
の総称として「GNSS」(Global Navigation Sattelite System)とよばれる。
当社はGNSS受信機を使用
(Global Positioning System)
無線(補正データ)
■RTK-GPS
固定局固定局X,Y,HX,Y,H
移動局移動局
GPSGPS衛星衛星 GLONASSGLONASS衛星衛星
4.情報化施工 ポジショニング製品(2)
■RTK-GPSシステム構成
移動体側
・RTK-GPS受信器 アンテナ
・補正データ-受信器 アンテナ
・パソコン ・電源装置
・オプション品(加速度計 放射温度計)
基地局側
・RTK-GPS受信器 アンテナ
・補正データ-送信器 アンテナ
・電源装置
5.システム構成(1)
移動体側
・全方向プリズム
・座標データ-受信器 アンテナ
・パソコン ・電源装置
・オプション品(加速度計 放射温度計)
基地局側
・TS(自動追尾トータルステーション)
・座標データ-送信器 アンテナ
・パソコン(TS制御用)
・電源装置
■TS(自動追尾トータルステーション)システム構成
5.システム構成(2)
6.作業フロー
■施工の流れ
現地踏査 GPS・自動追尾の確認
現地座標・基準杭の確認
現地踏査 GPS・自動追尾の確認
現地座標・基準杭の確認
試験施工 材料の締固め回数の決定試験施工 材料の締固め回数の決定
重機へのGPS取付 GPS固定局の設置、TS設置重機へのGPS取付 GPS固定局の設置、TS設置
施工 モニターで確認をしながら転圧作業施工 モニターで確認をしながら転圧作業
取得データーから帳票を出力取得データーから帳票を出力
システムの主な設定項目・座標系の確認(パラメータ、第何系・・・)・使用重機の台数と種類(振動ローラ、タイヤローラ、ブルドーザ)・転圧エリアと層数の確認・転圧メッシュサイズと判定方法と階調色・CAD図の確認(転圧表示画面・帳票の下)
システムの主な設定項目・座標系の確認(パラメータ、第何系・・・)・使用重機の台数と種類(振動ローラ、タイヤローラ、ブルドーザ)・転圧エリアと層数の確認・転圧メッシュサイズと判定方法と階調色・CAD図の確認(転圧表示画面・帳票の下)
オペレーターの操作・重機のエンジン始動後、システム・パソコンの電源ON・転圧のアイコンをクリック・転圧エリアと層を選択・転圧作業を開始・転圧作業の終了→自動的に記録媒体にコピー
オペレーターの操作・重機のエンジン始動後、システム・パソコンの電源ON・転圧のアイコンをクリック・転圧エリアと層を選択・転圧作業を開始・転圧作業の終了→自動的に記録媒体にコピー
事務所での帳票出力作業・帳票用パソコンに取得データーをコピー・帳票用パソコンを起動後、転圧エリアと層を選択・走行軌跡図もしくは回数管理図を選択し出力
事務所での帳票出力作業・帳票用パソコンに取得データーをコピー・帳票用パソコンを起動後、転圧エリアと層を選択・走行軌跡図もしくは回数管理図を選択し出力
■システム設定
6.作業フロー(2)
■車載パソコン回数表示例
7.測定画面
8.帳票画面
■出力帳票 走行軌跡図
8.帳票画面(2)
■出力帳票 回数管理図
加速度計(振動ローラー用)
■オプション
転圧名人(放射温度計・タイヤローラー用)
9.オプション
■実作業
10.設置例
■システム概要
11.道路転圧管理システム(1)品質管理の新提案
RTK-GPSによる位置情報を利用してローラの平面的な転圧状況を車載パソコンに、リアルタイムにかつ連続的に表示を行います。 また、転圧状況が面全体で管理出来ますので、品質の向上が図られます。
その他、取得したデータを基に軌跡図・回数管理図の作表が行えます。
機器のユニット化・簡素化
従来はアスファルトフィニッシャーの進み具合によりローラが、前進・後進もしくは横移動をオペレータの経験と勘により行っている
ムラのない転圧作業を行うにあたっては、ある程度の習熟度が求められる
従来はアスファルトフィニッシャーの進み具合によりローラが、前進・後進もしくは横移動をオペレータの経験と勘により行っている
ムラのない転圧作業を行うにあたっては、ある程度の習熟度が求められる
画面に転圧個所が任意設定の回数色でリアルタイムで表示される為に転圧の過不足が解消できる
習熟度に頼らない施工が可能
転圧を実施した記録が帳票として保存できる
画面に転圧個所が任意設定の回数色でリアルタイムで表示される為に転圧の過不足が解消できる
習熟度に頼らない施工が可能
転圧を実施した記録が帳票として保存できる
施工エリア全面表示
操作ボタン
回数色
施工エリア全面表示
操作ボタン
回数色ローラ付近転圧状況 ローラ付近転圧状況
■従来との比較
11.道路転圧管理システム(2)品質管理の新提案
メッシュ表示 軌跡表示
情報化施工情報化施工 取扱レンタル製品取扱レンタル製品
mmGPSグレーダー mmGPSドーザー LPSドーザー/グレーダー
2Dブルドーザー 締固め転圧システム
撒き出し撒き出し ⇒⇒ 転圧転圧 ⇒⇒ 路盤仕上げ路盤仕上げ3D3D--MCMCドーザードーザー 締固転圧システム締固転圧システム 3D3D--MCMCグレーダーグレーダー
■■情報化施工一連をご提供情報化施工一連をご提供
アスファルト合材密度計
アスファルトの合材密度をコア抜きすることなく計測出来る商品です
展示ブースご案内
すべり抵抗測定器
舗装面や床材の摩擦抵抗を計測し、従来のスキッド法やDFTによる計測のようにスポット
でなく直線的なデータが得られるため、信頼性がUPします。
展示ブースご案内
建設産業はこれまで、人力作業から機械化作業へと
大きく発展しましたが、近年はさらに安全性・生産性効率
の向上や環境対策をも考慮した施工が求められており、
また熟練作業者の減少や目覚しいデジタル化の発達もあり、
品質を損ねることなく施工ができる情報化施工の声が官民共
に最近大きくクローズアップされ各地で浸透する中で
NISHIO は皆様の御要望に合わせたニーズに答えるような
システム商品の開発・導入を推進しています。
終わりに
ご静聴ありがとうございました。
END