救急科専門医 後期臨床研修プログラム · 2019-07-12 ·...

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平成26年 9月 三重県地域医療支援センター 救急科専門医 後期臨床研修プログラム

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Page 1: 救急科専門医 後期臨床研修プログラム · 2019-07-12 · 本プログラムでは、4つの救急医学会専門医施設での研修ならびに他科研修により、

平成26年 9月

三重県地域医療支援センター    

救急科専門医  

後期臨床研修プログラム  

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◯お問い合わせ

後期臨床研修プログラム作成について  

514-8507   三重県津市江戸橋 2-174  

三重大学医学部附属病院内  

  三重県地域医療支援センター分室  

電話:059-231-5529   FAX:059-231-5114

E-mail:[email protected]

 

三重県地域医療支援センターについて  

514-8570   三重県津市広明町 13番地  

三重県健康福祉部医療対策局地域医療推進課内  

  三重県地域医療支援センター  

電話:059-224-2326   FAX:059-224-2340  

E-mail:[email protected]

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

1

1 はじめに

プログラム運営責任者

今井 寛 (三重大学救急災害医学 教授)

初期臨床研修を終える医師を対象に、日本救急医学会の定める救急科専門医を取得す

るプログラムです。救急科専門医として経験いただきたいと考える期間である5年間の

うち3年間は、三重大学医学部附属病院救命救急センターあるいは三重県における3つ

の救命救急センターの専従研修(各施設の研修)、および2年間の他科研修です(最低

3カ月以上)。ただし、ひとつの施設での研修期間(通算)は、1年以上が必要です。

事前に、研修計画を日本救急医学会専門医認定委員会へ提出することにより、他科研

修は救急科研修とみなされ、日本救急医学会救急科専門医の取得条件が確保されます。

本プログラムでは、4つの救急医学会専門医施設での研修ならびに他科研修により、

subspecialty を身に付けた「救急研修」が確立されます。実りある救急科研修を達成す

るために、三重県の救急科専門医が結集してプログラムを作成しました。救急医療に志

のある方は、是非、参加をお願いします。

2 プログラム運営委員

  伊賀市立上野総合市民病院   伊勢赤十字病院   済生会松阪総合病院   市立四日市病院   名張市立病院   松阪中央総合病院   三重県立志摩病院   三重県立総合医療センター   三重大学医学部附属病院

3 目的

病気、けが、やけどや中毒などによる急病の方を診療科に関係なく診療し、特に重症

な場合に救命救急処置、集中治療を行うことができる医師を育成します。

さらに、救急医療の知識と技能を活かし、救急医療制度、メディカルコントロール体

制や災害医療に指導的な立場を発揮できる医師の育成をめざします。

4 取得できる専門医資格等

救急科専門医

詳細については後述の各病院資料参照

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

2

5 目標

日本救急医学会救急科専門医は、日本救急医学会会員歴3年以上及び臨床経験5年以

上で、専門医指定施設またはこれに準じる救急医療施設において、救急部門の専従医と

して3年以上の臨床修練を行うことで、申請資格が得られます。

専門医申請にあたっては、3年以上の日本救急医学会会員歴が必要となりますので、

可能な限り早期に、日本救急医学会に入会することをお勧めします。

次に示す申請に必要な診療実績を経験します。

(1)必須の手技:全ての手技項目について5例ずつ、合計 65 例

(2)経験が望ましい手技:各手技項目の記入数を3例までとして合計 30 例以上

(3)必要な症例:各疾患分類ごとの記入数を3例までとして合計 30 例以上

Ⅰ 急性疾病 合計 20 例以上

Ⅱ 外因性救急 合計 20 例以上

Ⅲ ショック 5例以上

Ⅳ 来院時心肺停止 5例以上

6 特徴

人工呼吸器や人工体外式心肺補助装置などを用いた救命救急医療から、病気、けがな

ど多彩な傷病者の対応を行う初期、二次救急医療対応、またホスピタリスト(病院総合

医)として地域医療に貢献するための能力を習得できるプログラムです。

病院前救護に関係するメディカルコントロールや、ACLS(Advanced Cardiovascular

Life Support、二次救命処置)や JATEC(Japan Advanced Trauma Evaluation and Care、

外傷初期診療ガイドライン日本版)などの教育、DMAT(Disaster Medical Assistance

Team、災害派遣医療チーム)などの災害医療派遣なども関与します。

7 研修カリキュラム

1~2年目(卒後3~4年目):

三重大学医学部附属病院及び県内の救命救急センターでの三次救急医療(救命救急)

研修

重症患者の救命救急処置、ICUでの全身管理などを集中的に学びます。

3年目(卒後5年目):

二次救急病院のうち指定施設での一般診療科勤務による全身管理等のホスピタリス

ト研修

二次救急患者の処置や内科、外科など救急科以外の診療を学びます。

4年目(卒後6年目):

二次救急病院のうち指定施設以外での一般診療科勤務による総合的な診療能力を習

得するための地域医療研修

二次救急患者の処置や患者を総合的に診療し、治療することを学びます。

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

3

5年目(卒後7年目):

三重大学医学部附属病院での三次救急医療(救命救急)研修

重症患者の救命救急処置、ICUでの全身管理などを集中的に学びます。

※救急科専門医試験の受験に必要な症例数がクリアできるようにします。

8 研修スケジュール

下記「研修可能な病院及び区分」を参照。

1~2年目(卒後3~4年目):

指定施設である三重大学医学部附属病院又は県内医療機関の救命救急センター勤務

3年目(卒後5年目):

二次救急病院のうち指定施設での一般診療科勤務

4年目(卒後6年目):

二次救急病院のうち指定施設以外での一般診療科勤務

5年目(卒後7年目):

三重大学医学部附属病院又は県内医療機関の救命救急センター勤務

6年目以降(卒後8年目以降):

サブスペシャリティ資格の取得、三重大学大学院入学、国内・海外留学など個別に相

談に応じます。

なお、後期臨床研修中(5年目まで)でも、三重大学大学院入学、国内・海外留学は

可能ですので相談ください。

研修可能な病院及び区分(平成 25 年 10 月 21 日現在)

医療機関名

区 分

救急科専門医 指定施設 専門研修ができる

医療機関

所在市町 三次救急

二次救急

指定施設

市立四日市病院 ○ ○

三重県立総合医療センター ○ ○

三重大学医学部附属病院 ○ ○

松阪中央総合病院 ○ ○

済生会松阪総合病院 ○ ○

伊勢赤十字病院 ○ ○

上野総合市民病院 ○ 伊賀市

名張市立病院 ○ 名張市

紀南病院 ○ 御浜町

三重県立志摩病院 ○

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

4

1~2年目

(卒後

3~4年

目)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

「三重大学医学部附属病院」及び「市立四日市病院、県立総合医療センター、

伊勢赤十字病院のうちいずれか1病院」の救命救急センターにそれぞれ通算

1年勤務(勤務する時期、期間は個別に相談)

例)1年目4月~9月(6ヶ月) 三重大学医学部附属病院

1年目 10 月~2年目9月(1年) 3病院のうちいずれか1病院

2年目 10 月から2年目3月(6ヶ月)三重大学医学部附属病院

3年目

(卒後

5年目)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

桑名市総合医療センター、済生会松阪総合病院、松阪中央総合病院のうちい

ずれか1病院

4年目

(卒後6年

目)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

○専門医試験

上野総合病院、岡波総合病院、名張市立病院、県立志摩病院、尾鷲総合病院、

紀南病院のうちいずれか 1 病院

(※勤務希望と受入定員を踏まえ個別に調整します)

5年目

(卒後7年

目)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

三重大学医学部附属病院又は県内医療機関の救命救急センター

6年目~

(卒後8年

目)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

県内病院への就職、サブスペシャリティ資格の取得、三重大学大学院入学、

国内・海外留学などを希望する場合は、個別に相談に応じます

9 研修病院群の紹介

  伊賀市立上野総合市民病院   伊勢赤十字病院   済生会松阪総合病院   市立四日市病院   名張市立病院   松阪中央総合病院   三重県立志摩病院   三重県立総合医療センター   三重大学医学部附属病院

詳細については後述の各病院資料参照

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10 研修病院の症例実績

手術・症例

病院名 急性疾病 外因性救急 ショック

来院時

心肺停止

11 プログラム募集人員及び選考

(募集人員)

10名程度

(選考)

書類確認及び面談により決定

12 処遇

各病院の常勤医としての採用となります。

給与その他の処遇は、それぞれの病院の規定に従います。

13 プログラム終了後のフォローアップ

プログラム終了後、県内病院への就職、サブスペシャリティ資格の取得、三重大学大

学院入学、国内・海外留学などを希望する場合は、個別に相談に応じます。

14 プログラムに関する問い合わせ窓口

三重県地域医療支援センター分室

514-8507 三重県津市江戸橋 2-174

三重大学医学部附属病院内

電話:059-231-5529 FAX:059-231-5114

E-mail:[email protected]

詳細については後述の各病院資料参照

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【伊賀市立上野総合市民病院】

2 プログラム運営委員

上嶋 亮

(伊賀市立上野総合市民病院 麻酔科 麻酔科部長 救急部長)

取得資格

厚生労働省認可 麻酔科標榜医

日本麻酔科学会 麻酔科専門医

ICD

「皆さん一緒にがんばりましょう。」

9 研修病院の紹介

住 所:三重県伊賀市四十九町 831

名 称:伊賀市立上野総合市民病院

開設者:伊賀市長 岡本 栄

院 長:三木 誓雄

病床数:281床

標榜科:内科・循環器内科・小児科・外科・肛門外科・乳腺外科・整形外科・脳神経外

科・神経内科・婦人科・眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科・泌尿器科・放射線科・麻酔

科・救急科・リハビリテーション科

医師数:14名

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当院は、地域医療を担う施設として、「笑顔でYES」をモットーにチーム医療を推

し進めています。

今年は、新規オリジナル開発を進めている、完全クラウド型の電子カルテの稼動が始

まり、医療従事者の大幅な負担軽減と、データ活用によるエビデンスに基づく、質の高

い医療体制づくりが期待されます。また、三重県西部地区唯一の「がん診療中核病院」

としての認定を受けたことで、伊賀名張地域にさらなる貢献をめざします。それに合わ

せ、5階病棟を、他に類を見ない「地域がんセンター」に改装することとしています。

さらに、内閣府認定のライフイノベーション特区の一員として、医療と福祉を融合す

る斬新な日本初のモデル事業にチャレンジすることで、これからの医療や福祉のあるべ

き姿を考えてまいります。

短期海外研修制度も英国3施設との協力体制が整いました。若い皆様にはこれからの

将来を担っていただきたく、是非見学や相談などお気軽にお問い合わせください。

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【伊勢赤十字病院】

2 プログラム運営委員

説田 守道(せつだ もりみち) 伊勢赤十字病院 救命救急センター、救命救急センター長 救急部 部長

取得資格 日本救急医学会 認定救急科専門医 日本航空医療学会 評議員 HEM-Netドクターヘリ運航責任者研修済 日本 DMAT隊員養成研修・統括 DMAT研修済 日本内科学会 認定総合内科専門医 日本循環器学会 認定循環器専門医 日本心血管インターベンション治療学会 認定専門医・指導医

AHA BLS・ACLS インストラクター ICLS ディレクター・インストラクター JPTEC 世話人・インストラクター JATEC プロバイダー ISLS ファシリテーター 三重大学医学部臨床教授

略歴 出身大学 三重大学、 三重大学大学院医学研究科(医学博士)

経歴

1980 .4 ~ 1986 .3 三重大学医学部 1986 .4 ~ 1993 .3 三重大学大学院医学研究科(内科学第一講座) 1986 .6 ~ 1986 .12 三重大学医学部 第一内科 1987 .1 ~ 1988 .6 市立伊勢総合病院 内科 1988 .7 ~ 1992 .6 三重大学医学部 第一内科 1990 .4 ~ 1992 .3 日本学術振興会特別研究員(兼任) 1992 .7 ~ 1996 .3 山本総合病院 内科(循環器科) 1996 .4 ~ 山田赤十字病院 循環器科 1997 .4 ~ 同 副部長 2006 .4 ~ 山田赤十字病院救急部 救急部長(兼任) 2009 .4 ~ 同 救急部長(専任)

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2012 .1 ~ 伊勢赤十字病院(病院移転) 救急部長(専任) メッセージ 三重県南部の、都会から離れた病院ですが、救命救急センター、地域災害拠点病院、三

重県 DMAT指定病院、三重県ドクターヘリ基地病院として指定されています。また日本赤十字社の病院として医療救護班を 8班擁し、災害医療救護活動を行なっています。救命救急センターでありながら、2次救急の受入れも行なっており、救急医療の研修としては十分な経験が得られます。

9 研修病院の紹介

救急科の特徴 ER型ですが、2次・3次救急が対象です。ただし、夜間など他の医療機関の受入れが無い時間帯では 1次救急の受入れも行なっています。救急部は主に初療を担当し、救急部のみでは対応できない専門的治療や、入院治療は各科に依頼します。

人員体制 救急部専任医師(救急科専門)と後期研修医(各科または救急科)が数名で担当し、初

期研修医がローテートで加わります。 夜間は外科系・内科系上級医数名と初期研修医が担当しますが、CCU(循環器ユニット)、SCU(脳卒中ユニット)に医師が常駐し、他科もオン・コール医師が待機しているため速やかに専門的治療が提供できます。

研修内容 救急初療、救急科専門医取得に必要な各手技の研修が可能ですが、広範囲熱傷の専門的

治療は行なっていません。 症例数 平成 24年度 救命救急センター 受診者数は 17034人で、その内救急車搬送数は 8021人、入院者数は 6138人でした。

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10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末)

病院名

手術・症例 伊勢赤十字病院

急性疾病 12,518

外因性救急 4,117

ショック 237

来院時心肺停止 201

●救急外来の症例数

【紀南病院】

10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末)

病院名

手術・症例 紀南病院

急性疾病 1,010

外因性救急 282

ショック 55

来院時心肺停止 50

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【済生会松阪総合病院】

2 プログラム運営委員

櫻井 正人(済生会松阪総合病院 内科部長)

日本救急医学会認定救急科専門医 日本循環器学会認定循環器専門医 日本内科学会認定内科医 日本救急医学会 ICLSコースディレクター

略歴

1997(平成 9)年 3月 山形大学医学部医学科卒業 4月 三重大学医学部附属病院第 1内科入局 三重大学医学部附属病院内科研修 1998(平成 10)年 4月 同心会遠山病院内科 1999(平成 11)年 7月 尾鷲総合病院内科 2001(平成 13)年 1月 茅ヶ崎徳洲会総合病院呼吸器内科研修 2001(平成 13)年 4月 名張市立病院内科循環器科 2005(平成 17)年 7月 三重大学医学部附属病院集中治療部 2007(平成 19)年 4月 三重県立総合医療センター循環器科 2011(平成 21)年 4月 済生会松阪総合病院 内科、循環器内科

メッセージ 当院は松阪市周辺領域の2次・3次救急指定病院となっており、平日昼間や休日夜間

輪番日にはすべて断ることなく救急車を受け入れております。救急疾患は多岐にわたり、

内科・外科スタッフドクターが専門領域以外の診療を行い、お互い助け合って診療にあ

たっています。従って救急医療現場では各専門科の横のつながりも強く、安心して救急

診療、初療が行える環境にあります。 皆さんが研修3年目(卒後5年目)の研修施設として当院を選択していただければ、

救命救急センターでは診療することのない軽症疾患から、急性心筋梗塞、脳血管疾患、

CPAなど重症疾患まで非常に広範囲の救急患者様を診療していただけます。是非当院での研修を選択していただき、1年間という短い期間ですが、当院スタッフ、仲間として

協力しあいましょう。

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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9 研修病院の紹介

【当院紹介】 松阪市の中心部に位置する、内科・外科

を中心とする全 21科の診療を行い、がんPETセンター・透析センター・健診センターなどを併せ持つ総合病院です。入院

病床は内科・神経内科・外科・産婦人科・

脳神経外科・整形外科・歯科口腔外科・

泌尿器科など総病床数 430床の中規模病院です。

【救急医療】 三重県の南勢志摩保健医療圏に属し、松阪市周辺領域(人口約 47万人)で松阪中央総合病院、松阪市民病院とともに2次・3次救急医療を輪番制を敷いて担っています。 当院では、内科系救急と外科系救急患者に分別し初療を行っており、内科救急担当医

と外科救急担当医それぞれが研修医とともに初療に当たります。 【初期臨床研修医療機関】 初期臨床研修医療機関として県内でも実績があり、初期臨床研修医数は中規模病院と

して県内最多です。何よりもスタッフ医師らの熱心な臨床研修医への教育に定評があ

ります。 【研修プログラム】 本研修 3年目(卒後 5年目)の当院での研修は、救急初療から専門領域に踏み込んだ、内科または外科専門領域で退院までの主治医を担当していただきます。従って一般内

科医、一般外科医として日常臨床研修を行っていただきます。内科、外科のコメディ

カルも含めたチーム医療も学んでいただけます。1年間内科または外科を選択していただくか、半年ずつローテートしていただいても結構です。

【専門医制度】 当院は残念ながら専門医指定施設ではなく、当院所属は救急専門医申請のための実績

にはなりません。しかし、当院には救急専門医 3名(内科 1名、外科 2名)が所属しており、標準的救急医療の指導を受けることが可能です。また当院で行った救急処置は

実績として申請時に記載することは可能です。 たった 1年間ですが、当院スタッフドクターとして所属していただきます。当院の特徴はアットホームな職場環境です。On the jobだけでなく、off the jobにおいても疎外感を感じることなく過ごしていただけるものと自負しております。

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末)

病院名

手術・症例

済生会松阪

総合病院

急性疾病 2,320

外因性救急 451

ショック 46

来院時心肺停止 74

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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【市立四日市病院】

2 プログラム運営委員

柴山 美紀根(市立四日市病院救命救急センター副部長)

日本救急医学会専門医

日本脳神経外科学会専門医

日本脳卒中学会専門医

1990 年 金沢大学卒業

1997 年 名古屋大学大学院修了(医学博士)、市立四日市病院脳神経外科医員

2007 年 4 月から市立四日市病院 ER 専従医として、現在に至る。

【ER 関連の主な論文】

1.Neurological Emergency 12(2),2007

2.ER マガジン 4(2),2007

3.Prehosipital Care 20(5),2007

4.救急医学 32(3),2008

5.救急医学 33(1),2009

6.レジデントノート 13(3),2011

7.日本アルコール・薬物医学会雑誌 46(5),2011

8.救急医学 36(3),2012

9.臨床検査 56(13),2012

10.日本アルコール・薬物医学会雑誌 47(6),2012

11.救急医学 37(6),2013

9 研修病院の紹介

市立四日市病院

当院の救命救急センター(通称:ER 四日市)は ER 型診療体制で運営しています。

●ER の役割(我々の考え)

1.緊急性の高い患者に対し、初期対応にて安定化を図り、専門診療へつなげること

2.地域医療のセーフティーネットとして、受診希望患者の応急診療を行うこと

3.初期研修医の実践的医療研修の場を、安全に、教育的に提供すること

●診療体制

救急専従医 1 名(柴山または各科所属の後期研修医)と初期研修医 1-4 名(時間によ

り変動)で ER 初期診療をほぼすべて行います。他に内科系、外科系、小児科、産婦人科、

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

15

ICU に当直医がいますので、必要時には協力を要請します。さらに精神科以外の全 25 専

門診療科が待機制を取っており、各科ともフットワーク軽く、依頼に応じてくれます。

救急部としては、入院治療は行っていません。また、ドクターヘリ、ドクターカーは

運用していません。

●ER 四日市の診療実績

2012 年度 2011 年度 2010 年度 2009 年度

総受信者数(人) 27,346 29,838 31,491 34,297

うち 救急車搬入数(人) 6,634 6,307 5,838 5,841

ER からの入院数(人) 3,971 4,084 3,938 3,994

●ER 診療の醍醐味

軽症の顔をして受診する緊急性の高い重症疾患を見出し、悪化する前に初期治療を施

して、専門診療へつなぐことが、ER のもっとも存在感を発揮できる場面です。救急車で

搬送される重傷者を対象患者と想定している救急病院では決して経験できません。しか

し、そのためには何十倍もの軽症患者の診療をしなければなりません。そのような診療

こそが、地域の救急医療のセーフティーネットを形成するものと自負しています。

(当院の 2012 年度初期研修医は、一人当たり年間 1,000-1,500 人の患者の初期診療を自

ら行いました。)

●ER 四日市での研修を希望される先生へ期待すること

1.多種多様な疾患、すべての年齢層の患者の診療を積極的に行う姿勢

2.割合は多くないですが、重症患者に対する初期診療では、安全な範囲を見極めて、

初期研修医に実践させ、見守り、助け、指導する姿勢

あくまでも救急疾患に対する初期診療の研修となること、また救急専門医が 1 名のみ

ですので、現場での直接的な指導・教育の機会が限られることを理解された上で、ご応

募ください。

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

16

10 研修病院の症例実績(平成 24 年 4 月~平成 25 年 3 月末)

病院名

手術・症例 市立四日市病院

病院外心停止 138

重症 ACS 143

重症大動脈疾患 39

重症脳血管障害 225

重症外傷 144

重症消化管出血 87

重症敗血症 35

重症呼吸不全 24

重症急性心不全 69

重症意識障害 85

上記を含む重篤患者総数 1,082

※ 各項目の症例数に重複はありません。

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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【名張市立病院】

2 プログラム運営委員

高村 昭輝(名張市立病院 地域医療教育研修センター副センター長)

【病 院】 名張市立病院

【所属科】 内科・小児科

【役 職】 三重大学 伊賀地域医療学講座講師

【取得資格】 厚生労働省臨床研修指導医

日本小児科学会専門医

日本プライマリケア連合学会認定医・指導医

医学教育学修士

略歴

1998 年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業

1998 年 石川勤労者医療協会 城北病院 内科研修

2000 年 同 小児科研修

2001 年 大阪同仁会耳原総合病院 小児科研修

2002 年 近畿大学医学部附属病院 心臓小児科研修

2003 年 日本小児科学会専門医取得

2007 年 オーストラリア・フリンダース大学 医学教育学修士

2009 年 オーストラリア・フリンダース大学 臨床教官

2010 年 石川勤労者医療協会 城北病院 小児科部長 兼 医学教育センター長

2012 年 三重大学伊賀地域医療学講座講師 兼 名張市立病院地域医療教育研修センタ

JICA 現地専門家:ラオス(2009)、アフガニスタン(2011)、タジキスタン(2013)

メッセージ

楽しく、勉強になる後期研修を用意して待っています。ぜひ、一緒に地域医療を頑張り

ましょう。

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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9 研修病院の紹介

名張市立病院

〒518-0481

三重県名張市百合が丘西 1 番町 178 番地

T E L:0595-61-1100

F A X:0595-64-7999

Mail:[email protected]

名張市立病院は伊賀・名張地域約 20 万人の医療圏における1次救急から疾患によって

は3次救急までを担っています。当院では小児科、循環器内科、消化器内科、外科、整

形外科、脳神経外科が協力して緊急対応をできるように準備をしており、時間帯によっ

てはこの地域で唯一の救急拠点となっています。そのため、地域の救急医療を守るとい

う視点では無くてはならない存在と言え、研修という視点で考えてみても年間の救急車

搬入件数、救急外来受診者数は言うまでもなく、疾患の年齢差、重症度、多様性を考え

ると非常に研修になる状況と言えます。大都市圏における救急医療のように疾患の重症

度や内容によって担当する医療機関が異なるようなシステムは残念ながらできないとい

うことは一見、デメリットのようにも映りますが、すべての疾患が名張市立病院に集中

することで様々な疾患・病態を経験し、地域に貢献するということを実感できるという

メリットもあります。緊急性の高い疾患、重症度の高い疾患をしっかりと診断し、治療

を迅速に行うという臨床推論から臨床手技をしっかりと学ぶことに大変適した環境と言

えるでしょう。上述のように各科のバックアップ体制もしっかりとしており、各科の垣

根もありませんので安心してコンサルトすることもできます。また、本年からは名張地

域の在宅医療の後方支援病院としても活動を開始する予定となっています。地域医療に

貢献しつつ、基本的救急診断治療能力を学ぶという視点で後期研修を考えている皆さん

はぜひ、名張市立病院に来て、一緒にがんばりませんか!心からスタッフ一同待ってい

ます。

10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末)

病院名

手術・症例 名張市立病院

急性疾病 101

外因性救急 9

ショック 1

来院時心肺停止 0

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【松阪中央総合病院】

2 プログラム運営委員

星野 有(ホシノ タモツ)松阪中央総合病院 救急科部長兼脳神経外科医長

日本救急医学会救急科専門医

日本脳神経外科学会専門医

平成元年 三重大学医学部卒業

平成 2 年 松阪中央総合病院脳神経外科

平成 8 年 山田赤十字病院脳神経外科

平成 10 年 三重大学医学部附属病院脳神経外科

平成 15 年 松阪中央総合病院脳神経外科

平成 22 年 同院救急科部長

メッセージ

救急医療の現場では、切迫した患者さんを前に、「どんな病態か、診断は、鑑別は、

治療は…」と、時間との戦いになる場面が多く、生死に直面した緊張がずっと続くその

中で、あなたがこれまで身につけてきた知識とスキルを極限の中で試すことができます。

この経験が、必ずあなたの将来の武器となることは間違いありません。また、私自身は

医局に属していますが、当科研修中、あなたが既存の医局に入局するという古典的な考

えは必要なく、各診療科をつなぐ初療担当科として、働きながらさらに高度な知識とス

キルを身につけつつ、本当にやりたい科を見つける期間として研修してもらうこともで

きます。最後に、私は脳神経外科専門医でもあるので、「防げ!寝たきり」を合言葉に、

救急での脳卒中患者の初療にも力を入れ、その的確で迅速な診断・治療を目指していま

す。皆さん、三重県の脳卒中初期診療のさらなる向上のため、最新の知見を基に共に取

り組んで行きましょう。もちろん、その他の救急疾患も一緒に勉強しましょう。

9 研修病院の紹介

JA三重厚生連 松阪中央総合病院

住所:三重県松阪市川井町字小望 102 番地

当院は 2004 年に地域医療支援病院の承認を、2005 年に地域がん診療連携拠点病院、

2012 年に災害拠点病院の指定を受け、救急医療においても松阪地区の輪番制二次救急病

院、小児救急拠点病院として救急患者・紹介患者を積極的に診療しています。また放射

線治療器(IMRT)を導入して放射線治療専門医を招聘するなど、がん治療の集学的治療

にも積極的に取り組んでおり、急性期疾患の経験はもとより、今後ますます増加するで

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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あろう「がん」に対する研修にも十分な対応が可能となりました。何でもやってみたい

好奇心・探究心旺盛な先生をお待ちしています。

10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末)

病院名

手術・症例

松阪中央

総合病院

急性疾病 6,198

外因性救急 1,802

ショック 30

来院時心肺停止 18

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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【三重県立志摩病院】

2 プログラム運営委員

鈴木 孝明(県立志摩病院副管理者、臨床研修センター長)

日本プライマリケア連合学会指導医

メッセージ

当院の臨床研修のコーディネーター役を担当しています。志摩地域唯一の中核病院で

すから、多様な疾患、病態の患者さんに対応することができます。一緒に頑張っていき

ましょう!

9 研修病院の紹介

三重県立志摩病院

三重県志摩市阿児町鵜方 1257 番地

県立志摩病院は、志摩地域唯一の中核病院であり、志摩半島という限られた地域の中で、

救急車で搬送された患者さんの受入を始め、地元の診療所や介護施設等から紹介された

患者さんの診療や後方の高次機能病院とも連携した、2次救急を中心とした医療を展開

しています。医療資源の問題もありすべては実現できていませんが、志摩地区で起こっ

た救急疾病は、成人であればできるだけ県立志摩病院で診るとの思いを持って、救急外

来を運営しています。観光客も多く、観光に訪れるかたの急性疾病も当院でお引き受け

しています。

内科系疾病は、1.5 次から 3 次救急の患者さんが来院し、心筋梗塞、急性期脳梗塞は、

高次機能病院に搬送しますが、ショックや CPA など重症患者も救急車にて来院します。

また外科系疾病は外傷を中心とした患者さんが多く、総合医と外科系専門医が連携しな

がら、救急外来を運営しており、小外科を勉強するにはうってつけの場所かと思います。

どの疾病も、総合医と専門医がよく連携を取りながら、救急外来は運営されています。

よくある病気を診察し、よくある病気をきちんと治療することにおいて、当院は素晴ら

しい環境かとおもいます。是非志県立志摩病院での、研修をご一考ください。

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末)

救急外来診者数

内 科 1,229

外 科 201

整形外科 215

小 児 科 2

泌尿器科 6

眼 科 1

皮 膚 科 1

精 神 科 2

合 計 1,657

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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【三重県立総合医療センター】

2 プログラム運営委員

伊藤 秀樹(三重県立総合医療センター救命救急センター次長)

日本外科学会専門医

日本救急医学会専門医

ICD(日本救急医学会推薦)

JPTECインストラクター

日本DMAT隊員

略歴

平成5年三重大学医学部卒業

メッセージ

「後期研修の皆様、当院での研修をお待ちしております。」

9 研修病院の紹介

地方独立行政法人 三重県立総合医療センター

三重県四日市市大字日永 5450 番の 132

救急医療は「医の原点」であり、初期救急は、全科の医師が担当すべき領域です。し

かし、近年の医療体制では、専門診療科各科縦割りの弊害が言われており、専門外と言

う理由で、救急患者さんの受け入れ先の病院選定に難渋するといったことは、日常的に

よく経験します。その中で、緊急度、重症度の高い患者さまに対しては、病院外の発生

現場、あるいは病院で即治療を開始すべきではあるが、この患者さまは何科であるかと

いうことを議論することから始めていても、効果的な救命はできないと考えています。

後期研修をしようとする方には、特に、このことの重要性をよく考えていただきたい

と思います。当救命救急センターでは、研修をしようとする皆様に、緊急事態の患者さ

まに対し、どのように評価し、どのように治療すれば、患者さまを救命できるのか、将

来進む診療科のいかんにかかわらず、医師として、最低限身に付ける必要のある救急分

野について、研修していただきます。

当院から、救急科専門医を取得した医師は、他院に転勤になった医師も含めて、これ

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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まで、4 人を数え、現在も 1 人取得を目指しております。

また、当院は、基幹災害拠点病院ともなっております。災害時には、機能を発揮すべ

く、毎年、2 回訓練を行っておりますので、参加いただくことにもなります。

後期研修の皆様、当院での研修をお待ちしております。

10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末)

病院名

手術・症例

三重県立総合

医療センター

急性疾病 2,682

外因性救急 1,097

ショック 44,688

来院時心肺停止 125

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三重県地域医療支援センター 救急科専門医

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【三重大学医学部附属病院】

10 研修病院の症例実績(平成 24 年1月~12 月末)

病院名

手術・症例

三重大学医学部

附属病院

急性疾病 1,692

外因性救急 358

ショック 18

来院時心肺停止 140

総数 2,050