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7
健康なまちづくりネット ワーク参加について 3ページ 3回、第4回ネットワーク 会合の様子を紹介 6ページ ブラジル側 C/Pチーム の日本での研修の様子 8ページ Boletim Boletim

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Page 1: Boletim - JICAO Boletim Nordeste Saudável é uma publicação da parceria JICA, UFPE/NUSP, SEPLAN/Agência CONDEPE-FIDEM Coordenação do Boletim: Comitê de Comunicação do Projeto

カウンターパート

本邦研修

2007年10月に、ルイス・ケンタウ氏(ペルナンブコ州企画局企画調査庁会長)、マリア・ダス・グラーサス・タヴァーレス女史(企画・地域開発局長)、ソコーホ・フレイレ女史(NUSPのコーディネーター代理)、マリア・エディオーネ・ダ・シルバ女史(NUSP管理コーディネーター)の4名を対象に日本でのカウンターパート研修が行われた。

この来日の目的は、日本との健康なまち

づくりプログラムの結果を評価し比較す

ることでした。住民の積極的な参加を促

進し、公共政策を引き起こすこと、全レ

ベルでのネットワークの形を掘り下げる

こと、プロジェクトに公共政策を加えるため

の活動戦略と新たなムニシピオのプロジ

ェクトへの加入などの議論が行われた。

日本の現実は比較するためのモデルとし

て役に立った。日本では住民参加が高く

認識されており、市の支援、グループ内

での交流、ヘルスプロモーター育成に係

る大学の役わり、学際的なグループの活

動と住民への基本サービスの良さが挙げ

られた。

「東北ブラジルまたブラジルにおけるペ

ルナンブコ州のポジションを高めること

を可能にする地域の可能性と建設的な活

動を重視し、住民参加及び公平性・社会

的正義に配慮した州の開発を提言するこ

とに焦点を当てた行政モデルを実践する

ペルナンブコの政策、経済、行政の現状

はプロジェクトにとって有利にある。こ

こで得た知識は、ペルナンブコ健康なま

ちづくりネットワーク拡大に重要な意義

を持つものでした。」とルイス・ケンタ

ウ氏は強調した。

健康なまちづくりネット

ワーク参加について 

3ページ

第3回、第4回ネットワーク

会合の様子を紹介 

6ページ

ブラジル側 C/Pチーム

の日本での研修の様子

8ページ

第3回地域保健国際

討論会報告

4月1日から4日までベルギーのモン

ス市にて第3回地域保健国際討論会

開催された。このイベントは 3年毎

に開催されているが、毎回5大陸を

代表したプロジェクトの成果が発

表される。この国際会議にホニシ

・フランコ・デ・サ NUSP局長が出

席、2本の講演を行った。そのタイ

トルは「政策決定に係るコミュニ

ティ参加の影響:地域政策決定に

おけるより良い影響を模索するた

めに実施される市民参加の組織化

にかかる方法論」「ネットワーク

を通じた継続的教育:ブラジル東

北健康なまちづくりプロジェクト

の実践」。局長の出席の目的は、

公衆衛生における戦略に係る討議

を発展させることと他国で実施さ

れているプログラムとの経験の共

有にあった。この局長による2本の

講演は、世界各国から参集した関

係者の関心を集め、このプロジェ

クトは様々なレベルを包含する生

活の質の向上をテーマに活動して

おり、保健セクタープロジェクト

でも秀逸なプロジェクトであると

評価された。

「この国際討論会は、NUSPによ

る活動実績を明らかにしたもの

であり、非常に重要な意味を有

している。帰属意識、保健にお

ける差別、継続教育などのコン

セプトが討議されたこのイベン

トは、全てのテーマがNUSPが進

めてきた活動と関係していて、

非常に良い経験であった。」と

語った。

社会の決定因子と健康へ

の多機関の活動セミナー

今年の3月に“社会の決定因子と健康

の分野間連携”セミナーが行われた。

イベントは、公衆衛生社会開発センタ

ーが調整し、ブラジル公衆衛生大学院

協会(ABRASCO)とカナダ公衆

衛生協会が参加した。

このセミナーには、公衆衛生の著名人

たちが参加した。:世界保健機関のコ

ンサルタントでカナダ医学協会の創立

者・ヘルシーシティーズの先駆者でも

あるトレヴォ・ハンコック氏;東京大

学大学院国際地域保健学教授の神馬征

峰氏、オズヴァルド・クルス財団公衆

衛生学院のアントニオ・イヴォ・デ・

カルヴァーリョ氏 をはじめ多数参集

した。ペルナンブコ健康なまちづくり

ネットワークの代表者たち、ペルナン

ブコ連邦大学生・大学院生、ペルナン

ブコ連邦農科大学関係者、ペルナンブ

コ大学ヴィトーリアキャンパス校、州

局長、行政関係者、レシフェ市保健局

職員、ペルナンブコ母子保健研究所管

理局なども参加しました。

イベントはカナダ国際開発庁とカナダ

公衆衛生協会、ブラジル・カナダ共同

研究プロジェクトであるヘルスプロモ

ーションの多分野活動(AIPS)が主

体者となって組織された。この活動の

目的は、コミュニティの公衆衛生を強

化し、貧困格差の減少と社会公正を伸

ばすという国内目標を達成することで

す。

NUSPの技師ジャネッチ・アフーダさ

んによると、「プロジェクトは多様な

地域のプログラムやサービス、大学の

活動について議論し、その考察を連携

するネットワーク活動を展開している

。AIPSとは、コミュニティと大学や

行政のサービスを連携し、地域の能力

を後押しする、ヘルスプロモーション

や健康なまちづくりの現場での経験の

評価するスペースである。と理解でき

る。」と語った。

08BoletimBoletim

Expediente

O Boletim Nordeste Saudável é uma publicação da parceria JICA, UFPE/NUSP, SEPLAN/Agência CONDEPE-FIDEMCoordenação do Boletim: Comitê de Comunicação do Projeto Municípios Saudáveis Coordenação do Comitê Executivo de Gerenciamento do Projeto: Ronice Franco de Sá, Misa Nishida e Luiz QuentalCoordenação do Boletim: Comitê de Comunicação do Projeto Municípios Saudáveis

Jornalistas Responsáveis: Fabíola Vilela de Albuquerque (DRT/PE - 3322) e �rika Ferreira Lima (DRT/PE - 4021)Coordenação do Comitê Comunicação: Cleber Bunzen Diagramação: Leandro Castro Fotos: Cleber Bunzen, Leandro Castro, João Henrique, Rafaela Vasconcellos e Sérgio RodrigoEstagiários de Comunicação: Priscila Muniz (Jornalismo), Francisco Ludemir (Jornalismo), Sérgio Rodrigo (Rádio e TV), Antonio Regueira (Rádio e TV), João Henrique (Sistemas de Informação) Endereço para correspondênciaNúcleo de Saúde Pública e Desenvolvimento Social-NUSP

oAv. Prof Moraes Rego s/n Hospital das Clínicas Bloco E 4 andar Recife-PE Brasil CEP 50670-90E-mail: [email protected] Fone: (55-0XX81) 2126.8552/8553 Fax: (55-0XX81) 2126.8551

Periodicidade: semestralTiragem: 5000 exemplares

oBoletim do Projeto Municípios Saudáveis no Nordeste do Brasil / BRASIL-JAP�O N 06 JULHO de 2008

Official Development Assistance

JAPAN

Equipe durante o Simpósio Internacionalde Promoção da Saúde

   第4回健康なまちづくりセミナーが開催  -ヘルスプロモーションに関心のある市町村が集う-

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02 07

ィードバックしていかなけれ

ばならない。各地域とも実際

は各々違う状況を有している

ので、この分野での知識を豊

かにできるコースであるが、

研修運営も各地域の状況にあ

わせて実施するべきである。

」とホニシ局長は述べた。

、本年9月まで継続される予

定である。コースは2つのモ

ジュールで20 時間で、地域内

43市を10グループに分けて実

施されている。保健行政官の

研修は7月7日にNUSP にて開

始された。「この経験は我々

にとっても非常に重要であり

、状況を観察しながら常にフ

公衆衛生社会開発センター(

NU SP)はペルナンブ コ州マタ

地域開発支援プログラムが組織

する保健行政官研修に講師とし

て招かれ、講義を実施している

。この研修は2つのコースから構

成され、保健審議官向けと保健

行政官向けのコースとなってい

る。

「この招聘は保健関係者を対

象にした2つのコースを受け持

つもので、NUSP の活動の歴史

への評価であり、NUSP がこの

分野での知的機関として定着

したことを証明するものであ

る。」とホニシ・フランコ・

デ・サ局長は感想を述べた。

このペルナンブコ州内各市の

保健審議官をはじめとする関

係者への研修コースは1995年

の第一回目からNUSP により実

施されているものである。

保健審議官へのコースは本年

5月から既に開始されているが

この東北ブラジル健康なまちづくりプロ

ジェクトの機関紙では皆様に昨年11月に

グラバタ市で開催されました第4 回健康な

まちづくりセミナーについてお伝えする

とともに、昨年10月及び今年3月に開催さ

れましたペルナンブコ健康なまちづくり

ネットワーク会合の様子をお伝えします

。これらのイベントではこれまで4年以上

にわたって活動を展開してきたプロジェ

クトの成果を、州内の他市へ普及してい

くためのメカニズムを討議し、ヘルスプ

ロモーションの活動がより広く定着する

ことを目指しました。

また、パイロットムニシピオであるボニー

ト市では移住地創立50周年にあたりますが

、ブラジル全国で慶祝の行事が開催されて

います日本人移住100周年記念を祝いまし

たので、それについてもレポートします。

また、カウンターパート研修の本邦研修の

様子と今月開催される第5回セミナーの告

知もあります。読者の皆さんによりプロジ

ェクトの内容を知ってもらう機関紙になっ

ていますので楽しんで読んでくださること

を期待しています。

ボニート市では市創立175周年を祝うとともに

同市への日本人移住50周年を記念して移住者を

顕彰し、これまでの功績を称えた。記念式典は

5月20日から一週間にわたり行われた。

開会に先立ち、ボニート市の幹部は同市に対し

て行われた日本人移住者の功績を称えた。日本

人移住者の業績は、農業分野での技術をボニー

ト市に導入したことであると感謝の意を述べた

。エラクリト市長は「日本人移住者は長きにわ

たり我々ボニート市の発展のために貢献されて

こられました。非常に大きな意味のあるものを

導入されてこられたのです。タロイモの生産、

花卉、また様々な分野での新しい技術をもたら

したのです。」と述べられた。

慶祝第一日目には、健康なまちづくりプロジェ

クトの支援によるボニート市の次の10年の開発

をガイドするボニート市総合都市開発計画の発

刊記念セレモニーが開催されました。

この発刊は、NUSP 、JICA、CONDEPE による

健康なまちづくりプロジェクトの同市における

活動の成果である。また、日本人移住100周年

を記念してボニート市では在レシフェ総領事館

の支援のもと一週間にわたって日本の写真展、

文化紹介や日本映画の上映などが行われた。

NUSPと連邦大学ビトリア

キャンパスは6 月10日にヘ

ルスプロモーション・ネッ

トワーク・分野間連携活動

についてのセミナーをビト

リアキャンパスにて実施し

た。

このセミナーの目的は東北

ブラジル健康なまちづくり

プロジェクトの活動を普及

する目的で開催されたが、

さらにこのキャンパスが位

置する、ビトリア・デ・サ

ント・アントン市のネット

ワーク参加のパラメーター

をも示すものとなった。セ

ミナーの開会ではジウソン

・エジマル副総長が

1975年に連邦大学によっ

て実施された地域保健プロ

グラムのビトリア・プロジ

ェクトを思い起こし、「今

思えば、あの当時ビトリア

のプロジェクトはペルナン

ブコ州で最初のヘルスプロ

モーション活動であった。

その意味からもビトリアは

大学と共に家族保健などの

コンセプトをプログラムを

通じて植えつけたパイオニ

アである。」と述べた。

開会の辞に続き、ホニシ・

フランコ・デ・サNUSP 局

長が講演、「ネットワーク

の構築は協力、議論、革新

、振り返りのプロセスが必

要」と述べた。講演の後、

同女史と参加者の質疑応答

が行われた。

午後からは保健における分

野間協力をテーマにパネル

ディスカッションが行われ

、ビトリアキャンパスのケ

イラ・マルケス女史をコー

ディネーターとして連邦大

学文化人類学部のラッセル

・パリー・スコット教授、

AMUPEのアハイス事務局

長、NUSP のソコホ・フレ

イレ、州からCONDEPE の

セリア・トリニダがパネリ

ストとして出席した。

ラッセル・スコット教授は

保健学部卒後教育のための

文化人類学における社会文

化の研究と背景について発

表した。NUSP のソコホ・

フレイレ女史は健康なまち

づくりプロジェクトにて実

施したバンブー手法につい

て発表し、セリア・トリニ

ダ女史はCONDEPE の役割

と分野間協力における連携

について語った。これらの

発表後、当日参加した学生

及び大学職員、地域代表、

市行政代表と討議が交わさ

れた。

Official Development Assistance

JAPAN

N U SP、ペル ナン ブコ州マタ地域開発支援プログラ ムの研修を実施

ビトリアキャ ンパスと NUSP がセミナーを実施

Conselheiros passam por capacitação

Prefeita em solenidade durante a comemoração

ボニート市移住記念式典

にて日本人移住を顕彰

1 7 5年 の 市 の 創 立 記 念

に 日本人移住を慶祝

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06 03

ペルナンブコ健康まちづくり

ネットワーク普及メカニズム

とその概念について、200

8年4月29日の第4回ペル

ナンブコ健康なまちづくりネ

ットワーク会合で発表、議論

された。現在プロジェクトは

、ペルナンブコ州アグレスチ

・セントラル地域の5つのの

ムニシピオを対象に実施され

ているが、東北ブラジルの他

のムニシピオへ活動域を拡大

することが計画されている。

新たに加わるムニシピオの

数は、徐々に増やしていく

予定であるが、加入への関

心があるムニシピオは、ま

ず最初に、健康なまちづく

りについて理解し、ペルナ

ンブコネットワーク会合に

参加、関心表明書を提出し

、健康なまちづくりプロモ

ーター養成コースに参加す

る必要がある。その後、健

康なまちづくりプロモータ

ーチームを結成し、ネット

ワーク会合でその活動計画

作成を発表しなければいけ

ない。

新たなムニシピオが適応す

るためには、住民との連携

した活動をし、ムニシピオ

での健康な活動、イニシア

ティブ、住民の健康と生活

の質向上が必要となる。住

民が活動できるスペースの

提供も重要となります。ワ

ークショップ開催のための

ロジ面での支援(場所・食事

・交通)も市は提供すること

を約束する必要があります

技術チームも、情報提供の

ために重要な役割がありま

す。会合では、計画指導、

承認までの手順を示したを

キットも渡される。キット

には、関心のあるムニシピ

オ、ネットワーク加入の際

に必要な資料があります。

その資料には、ネットワー

クの小冊子があり、プロジ

ェクトに関心を持った人へ

の情報・目的、利点・条件

が記載されています。関心

のある人は、パンフレット

やネットワーク通信、ネッ

トワークメカニズム紹介の

CD、プロジェクト紹介ビデ

オが手交されることが計画

されている。

プロジェクトに加入するこ

とによって、ムニシピオは

市行政と住民のエンパワー

メント、また切磋琢磨する

ことによって強化される。

この連携の活動によって、

市民社会・地域文化の尊さ

を取り戻し、共通の関心交

換が可能になることが期待

される。

METODOLOGIAEVENTOS

ネットワーク加入メ カニズムについて会合で議論第3回ペルナンブコ健康

なまちづくりネットワー

ク会合での健康な公共政

2007年10月10日に第3回

ペルナンブコ健康なまちづくりネ

ットワーク会合がサイレー市カス

テーロ・ペルジェンティーノにて

、日本政府関係者、ペルナンブコ

連邦大学代表者、ペルナンブコ州

企画局企画調査庁、ペルナンブコ

自治体連合会(AMUPE)とレシ

フェメトロポリタン地域のムニシ

ピオや州のアグレスチ、セルタン

地域のムニシピオ代表者150人

が参加し開催された。イベントで

は、地域での経験を分かち合い、

ペルナンブコ市町村での健康な公

共政策構成の戦略が議論された。

2003年12月に“東北ブラジ

ル健康なまちづくり”プロジェク

トがペルナンブコアグレスチ地域

:ボニート市、バーハ・デ・グア

ビラーバ市、カモシン・デ・サン

・フェリックス市、サイレ市、サ

ン・ジョアキン・ド・モンチ市に

導入されたが、これは公衆衛生社

会開発センター、ペルナンブコ州

企画局企画調査庁、独立行政法人

国際協力機構(JICA)のブラジル

と日本の協力によるものです。こ

のプロジェクトは、ムニシピオ間

での協力ネットワーク構成を3つ

の活動レベルで、介入部門である

ミクロからさらなる拡大のマクロ

に至るまでを提案している。会合

では、「みんなが問題について話

し合い、実行可能な活動の普及を

求めている」とホニシ・フランコ

・デ・サNUSP局長が発表した。

第4回健康なまちづくりネットワ

ーク会合がローカルネットワーク

の強化・普及を目的に開かれ、5

つのパイロットムニシピオにおけ

る活動計画を集め、2008年に実施

された活動の発表がされた。また

、このイベントでは、ペルナンブ

コ健康なまちづくりネットワーク

の更なる普及のための手段も討議

された。

さらに、新たな市町村に対して組

織的な健康なまちづくりネットワ

ークの概念と組織化についても発

表された。

プロジェクト参加に関心のあるム

ニシピオは各市で実践されている

活動に関して意見交換の時間を持

ち、健康なまちづくりプロモータ

ー育成コース参加への呼びかけ、

健康なまちづくり計画について紹

介した。ネットワークへの参加を

望むムニシピオには、アグレステ

ィーナ・ペスケイラ・トリタマな

どがあり、代表者が参加した。

ホニシ・フランコ・デ・サ

NUSP局長によると、地域問題・

多様に行われている活動の普及に

ついて考える良い機会だといいま

す。山本専門家は、ネットワーク

を強化し、さらにペルナンブコ州

全土に拡大する必要があることを

付け加えた。

「ペルナンブコ健康なまちづくり

ネットワークは、州行政が企画局

企画調査庁を通じて、積極的な拡

大を図る時期に入った。」とルイ

ス・ケンタウ氏は言及した。

AMUPEのホベルト・アハイス氏

は、ペルナンブコ州企画局企画調

査庁と共にネットワーク拡大につ

いて考察、AMUPEの次のステッ

プは、プロジェクトをセルトンに

広げることです。「開発・市民権

・さらに平和・保安を考えた市民

社会・州/市行政の融合は、ムニ

シピオを強化することに繋がって

いる」とホベルト氏は高く評価し

た。

PROERD(麻薬・暴力に反対プ

ログラム)の発表では、研修コー

スについて報告され、警察と教師

の提携により、9才~16才の子

供たちを対象に麻薬使用防止活動

の様子が紹介された。

イベントでは、ムニシピオが20

08年に実施した活動が発表され

、デザイン・手工業品コース、コ

ミュニティのダンスグループ、牛

乳加工コースなど、もうすでにム

ニシピオ内で雇用を増やす目的を

可能とした活動は、ムニシピオで

成功した活動として例に挙げられ

た。

最後には、現在進行・継続中の活

動評価を参加しているムニシピオ

のメンバーと共有した。

「我が州の開発にとって、必要性

の高いプログラムであり、市民の

生活の質向上のためのヘルスプロ

モーションです。」

ジルソン・エディマールUFPE 副

総長.

Official Development Assistance

JAPAN

( (

第4回健康なまちづくりネットワーク会合

Luiz Quental, daCondepe-Fidem,em apresentação noEncontro de Rede

Grupo debaterealizações nosmunicípios

Instituições apresentamsuas percepções acercado andamento do projeto

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04 05

マ”に分かれて

、それぞれ3つ

の発表が同時に

行われた。A教

室のテーマは、

「健康増進活動

拠点学校」B教

室は、「健康政

策」C教室は、

「地域開発」が

の子供たちによる“ペルナンブ

コ・フレーボ”を踊って、20

0人近い出席者たちを魅了し

た。アウセウ・ヴァレンッサ

の曲でリラックスした後、ア

リーネ・ブレッサン保健省代

表の基調講演「国内政策にお

けるヘルスプロモーション」

とヴァウディレーニ・ヴィア

ーナ女史による「UFPE 暴行

予防策」が講演された。

発表されたテーマを短時間で

の質疑応答後、“連携したテー

Official Development Assistance

JAPAN

今年の第5回ペルナンブコ健

康なまちづくりセミナーは、

毎年、公衆衛生社会開発セン

ターNUSP と独立行政法人国

際協力機構―JICAで行われて

いたが、今回は日本人移住

100周年を記念し、ペルナン

ブコ連邦大学が7月21日か

ら27日の期間を日本週間と

して記念行事をキャンパス内

で企画、セミナーも記念行事

の一環としてこの期間中に行

われる。

第5回セミナーのテーマは、

「社会ネットワーク」で、ペ

ルナンブコ州の開発戦略につ

いて議論される予定。イベン

ト中には、講演・議論・評価

討論、健康なまちづくりプロ

モーター育成コースの開始授

業が行われる。

このイベントでは、第5回ペ

ルナンブコ健康なまちづくり

ネットワーク会合も行われ、

NUSP、 CONDEPEペルナン

ブコ州企画局企画調査庁、

JICAが参加し、ネットワーク

普及メカニズムについて議論

され、講演、新たにネットワ

ークに加入したムニシピオの

紹介も行われる。

また、プログラミング内では

、文化紹介パネル・日本の文

化・美術・写真展、さらに、

健康な大学プログラム発表な

ど、さまざまな活動が予定さ

れている。

第5回セミナーのテーマ: 社会ネットワーク

第4回セミナーに健康な活動の検討のためムニシピオが参集

プロ モ ーターコースと講演

Ronice Franco de Sá durante a abertura do evento

Evento reuniu participantes de vários municípios do Estado

Crianças participam da abertura do IV Seminário

促進を大きな目標としてヘル

スプロモーション・地域持続

可能な発展・健康なコミュニ

ティまちづくりムーヴメント

についての論議が、2007

年11月8日・9日にグラバ

ター市ホテル・カザ・グラン

デにて、第4回東北ブラジル

健康なまちづくりセミナーが

行われた。イベントは活発的

な講演、連携した連絡、議論

、文化紹介が昨年同様発表さ

れた。

開会式には、ホニシ・フラン

コ・デ・サNUSP 局長、ルイ

ス・ケンタウ・コウチニョ州

企画局企画庁局長、アリーニ

・ブレッサン保健省代表、渡

邉利夫日本総領事、後藤菜穂

JICA職員と西田美佐東北ブラ

ジル健康なまちづくりチーフ

アドバイザーが出席した。

次に、州の旗を胸に抱き、カ

ラフルな紙ふぶきの中、サン

・ジョアキン・ド・モンテ市

カウボーイ・カウガールの衣

装をまとい、踊りを披露、笑

顔と拍手を誘った。

2日目は、サン・ジョアキン

・ド・モンテ市バーハ・デ・

ヒアシャンのポピュラーダン

ス“ボネーカ・モ-レ”グルー

プの子供達に迎えられ、フォ

ホーを参加者で踊り、地域の

歴史、地域の市民文化を守る

大切さを紹介し、和やかな雰

囲気とリラックスムードに会

場がなった。

続いて、ジョゼウマ・コルデ

イロUFPE 教授が「多機関:

ヘルスプロモーション維持の

ためのファクター」の講義、

アナ・スペランディオカンピ

ーナス州立大学教授による彼

女はコーディネーターを努め

ているプロジェクトにおける

潜在的な健康なまちづくりネ

ットワークが紹介された。

連携したテーマでは:「健康

的な環境」、「暴力予防とヘ

ルスプロモーション」と「ヘ

ルスプロモーションと地域開

発」が行われた。在レシフェ

日本国鈴木領事、今野職員に

よる、日本領事館による日本

の草の根無償資金協力事業の

紹介があった。

健康なまちづくりヘルスプロ

モーションプロモーター育成

コースは、イベントを

プロジェクトに承認されているム

ニシピオが掲げた議論、報告

以外に、州内の他のムニシピ

オへのプロジェクト普及・拡

大プロセスなどポジティブな

印象で終わった。

あった。この新しい試みは活

動的以外に、率直で実り多い

議論を展開することが出来た

午後からは、「サイレー市総

合計画」が公表され、またヘ

ルスプロモーションを中心テ

ーマとしてペルナンブコ連邦

大学人類学科ルッセル・スコ

ッチ氏「ヘルスプロモーショ

ンと乳児死亡率」、エマヌエ

ール・サンパイオ氏ペルナン

ブコ連邦農科大学による「組

合作りと地域開発」の講演が

あった。

参加者たちは、日本での技術

チーム交流経験をルイス・ケ

ンタウペルナンブコ州企画局

企画調査庁局長の「本邦研修

による考察の共有」発表。研

修内容を参加者に周知する機

会となった。建野正毅専門家

は「日本・東北ブラジルの協

力の歴史」について発表した

。セミナーの初日の締めくく

りは、カモシン・デ・サン・

フェーリクス市児童労働根絶

計画(PETI)の子供たち

による文化紹介で終わった。

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06 03

ペルナンブコ健康まちづくり

ネットワーク普及メカニズム

とその概念について、200

8年4月29日の第4回ペル

ナンブコ健康なまちづくりネ

ットワーク会合で発表、議論

された。現在プロジェクトは

、ペルナンブコ州アグレスチ

・セントラル地域の5つのの

ムニシピオを対象に実施され

ているが、東北ブラジルの他

のムニシピオへ活動域を拡大

することが計画されている。

新たに加わるムニシピオの

数は、徐々に増やしていく

予定であるが、加入への関

心があるムニシピオは、ま

ず最初に、健康なまちづく

りについて理解し、ペルナ

ンブコネットワーク会合に

参加、関心表明書を提出し

、健康なまちづくりプロモ

ーター養成コースに参加す

る必要がある。その後、健

康なまちづくりプロモータ

ーチームを結成し、ネット

ワーク会合でその活動計画

作成を発表しなければいけ

ない。

新たなムニシピオが適応す

るためには、住民との連携

した活動をし、ムニシピオ

での健康な活動、イニシア

ティブ、住民の健康と生活

の質向上が必要となる。住

民が活動できるスペースの

提供も重要となります。ワ

ークショップ開催のための

ロジ面での支援(場所・食事

・交通)も市は提供すること

を約束する必要があります

技術チームも、情報提供の

ために重要な役割がありま

す。会合では、計画指導、

承認までの手順を示したを

キットも渡される。キット

には、関心のあるムニシピ

オ、ネットワーク加入の際

に必要な資料があります。

その資料には、ネットワー

クの小冊子があり、プロジ

ェクトに関心を持った人へ

の情報・目的、利点・条件

が記載されています。関心

のある人は、パンフレット

やネットワーク通信、ネッ

トワークメカニズム紹介の

CD、プロジェクト紹介ビデ

オが手交されることが計画

されている。

プロジェクトに加入するこ

とによって、ムニシピオは

市行政と住民のエンパワー

メント、また切磋琢磨する

ことによって強化される。

この連携の活動によって、

市民社会・地域文化の尊さ

を取り戻し、共通の関心交

換が可能になることが期待

される。

METODOLOGIAEVENTOS

ネットワーク加入メ カニズムについて会合で議論第3回ペルナンブコ健康

なまちづくりネットワー

ク会合での健康な公共政

2007年10月10日に第3回

ペルナンブコ健康なまちづくりネ

ットワーク会合がサイレー市カス

テーロ・ペルジェンティーノにて

、日本政府関係者、ペルナンブコ

連邦大学代表者、ペルナンブコ州

企画局企画調査庁、ペルナンブコ

自治体連合会(AMUPE)とレシ

フェメトロポリタン地域のムニシ

ピオや州のアグレスチ、セルタン

地域のムニシピオ代表者150人

が参加し開催された。イベントで

は、地域での経験を分かち合い、

ペルナンブコ市町村での健康な公

共政策構成の戦略が議論された。

2003年12月に“東北ブラジ

ル健康なまちづくり”プロジェク

トがペルナンブコアグレスチ地域

:ボニート市、バーハ・デ・グア

ビラーバ市、カモシン・デ・サン

・フェリックス市、サイレ市、サ

ン・ジョアキン・ド・モンチ市に

導入されたが、これは公衆衛生社

会開発センター、ペルナンブコ州

企画局企画調査庁、独立行政法人

国際協力機構(JICA)のブラジル

と日本の協力によるものです。こ

のプロジェクトは、ムニシピオ間

での協力ネットワーク構成を3つ

の活動レベルで、介入部門である

ミクロからさらなる拡大のマクロ

に至るまでを提案している。会合

では、「みんなが問題について話

し合い、実行可能な活動の普及を

求めている」とホニシ・フランコ

・デ・サNUSP局長が発表した。

第4回健康なまちづくりネットワ

ーク会合がローカルネットワーク

の強化・普及を目的に開かれ、5

つのパイロットムニシピオにおけ

る活動計画を集め、2008年に実施

された活動の発表がされた。また

、このイベントでは、ペルナンブ

コ健康なまちづくりネットワーク

の更なる普及のための手段も討議

された。

さらに、新たな市町村に対して組

織的な健康なまちづくりネットワ

ークの概念と組織化についても発

表された。

プロジェクト参加に関心のあるム

ニシピオは各市で実践されている

活動に関して意見交換の時間を持

ち、健康なまちづくりプロモータ

ー育成コース参加への呼びかけ、

健康なまちづくり計画について紹

介した。ネットワークへの参加を

望むムニシピオには、アグレステ

ィーナ・ペスケイラ・トリタマな

どがあり、代表者が参加した。

ホニシ・フランコ・デ・サ

NUSP局長によると、地域問題・

多様に行われている活動の普及に

ついて考える良い機会だといいま

す。山本専門家は、ネットワーク

を強化し、さらにペルナンブコ州

全土に拡大する必要があることを

付け加えた。

「ペルナンブコ健康なまちづくり

ネットワークは、州行政が企画局

企画調査庁を通じて、積極的な拡

大を図る時期に入った。」とルイ

ス・ケンタウ氏は言及した。

AMUPEのホベルト・アハイス氏

は、ペルナンブコ州企画局企画調

査庁と共にネットワーク拡大につ

いて考察、AMUPEの次のステッ

プは、プロジェクトをセルトンに

広げることです。「開発・市民権

・さらに平和・保安を考えた市民

社会・州/市行政の融合は、ムニ

シピオを強化することに繋がって

いる」とホベルト氏は高く評価し

た。

PROERD(麻薬・暴力に反対プ

ログラム)の発表では、研修コー

スについて報告され、警察と教師

の提携により、9才~16才の子

供たちを対象に麻薬使用防止活動

の様子が紹介された。

イベントでは、ムニシピオが20

08年に実施した活動が発表され

、デザイン・手工業品コース、コ

ミュニティのダンスグループ、牛

乳加工コースなど、もうすでにム

ニシピオ内で雇用を増やす目的を

可能とした活動は、ムニシピオで

成功した活動として例に挙げられ

た。

最後には、現在進行・継続中の活

動評価を参加しているムニシピオ

のメンバーと共有した。

「我が州の開発にとって、必要性

の高いプログラムであり、市民の

生活の質向上のためのヘルスプロ

モーションです。」

ジルソン・エディマールUFPE 副

総長.

Official Development Assistance

JAPAN

( (

第4回健康なまちづくりネットワーク会合

Luiz Quental, daCondepe-Fidem,em apresentação noEncontro de Rede

Grupo debaterealizações nosmunicípios

Instituições apresentamsuas percepções acercado andamento do projeto

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02 07

ィードバックしていかなけれ

ばならない。各地域とも実際

は各々違う状況を有している

ので、この分野での知識を豊

かにできるコースであるが、

研修運営も各地域の状況にあ

わせて実施するべきである。

」とホニシ局長は述べた。

、本年9月まで継続される予

定である。コースは2つのモ

ジュールで20 時間で、地域内

43市を10グループに分けて実

施されている。保健行政官の

研修は7月7日にNUSP にて開

始された。「この経験は我々

にとっても非常に重要であり

、状況を観察しながら常にフ

公衆衛生社会開発センター(

NU SP)はペルナンブ コ州マタ

地域開発支援プログラムが組織

する保健行政官研修に講師とし

て招かれ、講義を実施している

。この研修は2つのコースから構

成され、保健審議官向けと保健

行政官向けのコースとなってい

る。

「この招聘は保健関係者を対

象にした2つのコースを受け持

つもので、NUSP の活動の歴史

への評価であり、NUSP がこの

分野での知的機関として定着

したことを証明するものであ

る。」とホニシ・フランコ・

デ・サ局長は感想を述べた。

このペルナンブコ州内各市の

保健審議官をはじめとする関

係者への研修コースは1995年

の第一回目からNUSP により実

施されているものである。

保健審議官へのコースは本年

5月から既に開始されているが

この東北ブラジル健康なまちづくりプロ

ジェクトの機関紙では皆様に昨年11月に

グラバタ市で開催されました第4 回健康な

まちづくりセミナーについてお伝えする

とともに、昨年10月及び今年3月に開催さ

れましたペルナンブコ健康なまちづくり

ネットワーク会合の様子をお伝えします

。これらのイベントではこれまで4年以上

にわたって活動を展開してきたプロジェ

クトの成果を、州内の他市へ普及してい

くためのメカニズムを討議し、ヘルスプ

ロモーションの活動がより広く定着する

ことを目指しました。

また、パイロットムニシピオであるボニー

ト市では移住地創立50周年にあたりますが

、ブラジル全国で慶祝の行事が開催されて

います日本人移住100周年記念を祝いまし

たので、それについてもレポートします。

また、カウンターパート研修の本邦研修の

様子と今月開催される第5回セミナーの告

知もあります。読者の皆さんによりプロジ

ェクトの内容を知ってもらう機関紙になっ

ていますので楽しんで読んでくださること

を期待しています。

ボニート市では市創立175周年を祝うとともに

同市への日本人移住50周年を記念して移住者を

顕彰し、これまでの功績を称えた。記念式典は

5月20日から一週間にわたり行われた。

開会に先立ち、ボニート市の幹部は同市に対し

て行われた日本人移住者の功績を称えた。日本

人移住者の業績は、農業分野での技術をボニー

ト市に導入したことであると感謝の意を述べた

。エラクリト市長は「日本人移住者は長きにわ

たり我々ボニート市の発展のために貢献されて

こられました。非常に大きな意味のあるものを

導入されてこられたのです。タロイモの生産、

花卉、また様々な分野での新しい技術をもたら

したのです。」と述べられた。

慶祝第一日目には、健康なまちづくりプロジェ

クトの支援によるボニート市の次の10年の開発

をガイドするボニート市総合都市開発計画の発

刊記念セレモニーが開催されました。

この発刊は、NUSP 、JICA、CONDEPE による

健康なまちづくりプロジェクトの同市における

活動の成果である。また、日本人移住100周年

を記念してボニート市では在レシフェ総領事館

の支援のもと一週間にわたって日本の写真展、

文化紹介や日本映画の上映などが行われた。

NUSPと連邦大学ビトリア

キャンパスは6 月10日にヘ

ルスプロモーション・ネッ

トワーク・分野間連携活動

についてのセミナーをビト

リアキャンパスにて実施し

た。

このセミナーの目的は東北

ブラジル健康なまちづくり

プロジェクトの活動を普及

する目的で開催されたが、

さらにこのキャンパスが位

置する、ビトリア・デ・サ

ント・アントン市のネット

ワーク参加のパラメーター

をも示すものとなった。セ

ミナーの開会ではジウソン

・エジマル副総長が

1975年に連邦大学によっ

て実施された地域保健プロ

グラムのビトリア・プロジ

ェクトを思い起こし、「今

思えば、あの当時ビトリア

のプロジェクトはペルナン

ブコ州で最初のヘルスプロ

モーション活動であった。

その意味からもビトリアは

大学と共に家族保健などの

コンセプトをプログラムを

通じて植えつけたパイオニ

アである。」と述べた。

開会の辞に続き、ホニシ・

フランコ・デ・サNUSP 局

長が講演、「ネットワーク

の構築は協力、議論、革新

、振り返りのプロセスが必

要」と述べた。講演の後、

同女史と参加者の質疑応答

が行われた。

午後からは保健における分

野間協力をテーマにパネル

ディスカッションが行われ

、ビトリアキャンパスのケ

イラ・マルケス女史をコー

ディネーターとして連邦大

学文化人類学部のラッセル

・パリー・スコット教授、

AMUPEのアハイス事務局

長、NUSP のソコホ・フレ

イレ、州からCONDEPE の

セリア・トリニダがパネリ

ストとして出席した。

ラッセル・スコット教授は

保健学部卒後教育のための

文化人類学における社会文

化の研究と背景について発

表した。NUSP のソコホ・

フレイレ女史は健康なまち

づくりプロジェクトにて実

施したバンブー手法につい

て発表し、セリア・トリニ

ダ女史はCONDEPE の役割

と分野間協力における連携

について語った。これらの

発表後、当日参加した学生

及び大学職員、地域代表、

市行政代表と討議が交わさ

れた。

Official Development Assistance

JAPAN

N U SP、ペル ナン ブコ州マタ地域開発支援プログラ ムの研修を実施

ビトリアキャ ンパスと NUSP がセミナーを実施

Conselheiros passam por capacitação

Prefeita em solenidade durante a comemoração

ボニート市移住記念式典

にて日本人移住を顕彰

1 7 5年 の 市 の 創 立 記 念

に 日本人移住を慶祝

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カウンターパート

本邦研修

2007年10月に、ルイス・ケンタウ氏(ペルナンブコ州企画局企画調査庁会長)、マリア・ダス・グラーサス・タヴァーレス女史(企画・地域開発局長)、ソコーホ・フレイレ女史(NUSPのコーディネーター代理)、マリア・エディオーネ・ダ・シルバ女史(NUSP管理コーディネーター)の4名を対象に日本でのカウンターパート研修が行われた。

この来日の目的は、日本との健康なまち

づくりプログラムの結果を評価し比較す

ることでした。住民の積極的な参加を促

進し、公共政策を引き起こすこと、全レ

ベルでのネットワークの形を掘り下げる

こと、プロジェクトに公共政策を加えるため

の活動戦略と新たなムニシピオのプロジ

ェクトへの加入などの議論が行われた。

日本の現実は比較するためのモデルとし

て役に立った。日本では住民参加が高く

認識されており、市の支援、グループ内

での交流、ヘルスプロモーター育成に係

る大学の役わり、学際的なグループの活

動と住民への基本サービスの良さが挙げ

られた。

「東北ブラジルまたブラジルにおけるペ

ルナンブコ州のポジションを高めること

を可能にする地域の可能性と建設的な活

動を重視し、住民参加及び公平性・社会

的正義に配慮した州の開発を提言するこ

とに焦点を当てた行政モデルを実践する

ペルナンブコの政策、経済、行政の現状

はプロジェクトにとって有利にある。こ

こで得た知識は、ペルナンブコ健康なま

ちづくりネットワーク拡大に重要な意義

を持つものでした。」とルイス・ケンタ

ウ氏は強調した。

健康なまちづくりネット

ワーク参加について 

3ページ

第3回、第4回ネットワーク

会合の様子を紹介 

6ページ

ブラジル側 C/Pチーム

の日本での研修の様子

8ページ

第3回地域保健国際

討論会報告

4月1日から4日までベルギーのモン

ス市にて第3回地域保健国際討論会

開催された。このイベントは 3年毎

に開催されているが、毎回5大陸を

代表したプロジェクトの成果が発

表される。この国際会議にホニシ

・フランコ・デ・サ NUSP局長が出

席、2本の講演を行った。そのタイ

トルは「政策決定に係るコミュニ

ティ参加の影響:地域政策決定に

おけるより良い影響を模索するた

めに実施される市民参加の組織化

にかかる方法論」「ネットワーク

を通じた継続的教育:ブラジル東

北健康なまちづくりプロジェクト

の実践」。局長の出席の目的は、

公衆衛生における戦略に係る討議

を発展させることと他国で実施さ

れているプログラムとの経験の共

有にあった。この局長による2本の

講演は、世界各国から参集した関

係者の関心を集め、このプロジェ

クトは様々なレベルを包含する生

活の質の向上をテーマに活動して

おり、保健セクタープロジェクト

でも秀逸なプロジェクトであると

評価された。

「この国際討論会は、NUSPによ

る活動実績を明らかにしたもの

であり、非常に重要な意味を有

している。帰属意識、保健にお

ける差別、継続教育などのコン

セプトが討議されたこのイベン

トは、全てのテーマがNUSPが進

めてきた活動と関係していて、

非常に良い経験であった。」と

語った。

社会の決定因子と健康へ

の多機関の活動セミナー

今年の3月に“社会の決定因子と健康

の分野間連携”セミナーが行われた。

イベントは、公衆衛生社会開発センタ

ーが調整し、ブラジル公衆衛生大学院

協会(ABRASCO)とカナダ公衆

衛生協会が参加した。

このセミナーには、公衆衛生の著名人

たちが参加した。:世界保健機関のコ

ンサルタントでカナダ医学協会の創立

者・ヘルシーシティーズの先駆者でも

あるトレヴォ・ハンコック氏;東京大

学大学院国際地域保健学教授の神馬征

峰氏、オズヴァルド・クルス財団公衆

衛生学院のアントニオ・イヴォ・デ・

カルヴァーリョ氏 をはじめ多数参集

した。ペルナンブコ健康なまちづくり

ネットワークの代表者たち、ペルナン

ブコ連邦大学生・大学院生、ペルナン

ブコ連邦農科大学関係者、ペルナンブ

コ大学ヴィトーリアキャンパス校、州

局長、行政関係者、レシフェ市保健局

職員、ペルナンブコ母子保健研究所管

理局なども参加しました。

イベントはカナダ国際開発庁とカナダ

公衆衛生協会、ブラジル・カナダ共同

研究プロジェクトであるヘルスプロモ

ーションの多分野活動(AIPS)が主

体者となって組織された。この活動の

目的は、コミュニティの公衆衛生を強

化し、貧困格差の減少と社会公正を伸

ばすという国内目標を達成することで

す。

NUSPの技師ジャネッチ・アフーダさ

んによると、「プロジェクトは多様な

地域のプログラムやサービス、大学の

活動について議論し、その考察を連携

するネットワーク活動を展開している

。AIPSとは、コミュニティと大学や

行政のサービスを連携し、地域の能力

を後押しする、ヘルスプロモーション

や健康なまちづくりの現場での経験の

評価するスペースである。と理解でき

る。」と語った。

08BoletimBoletim

Expediente

O Boletim Nordeste Saudável é uma publicação da parceria JICA, UFPE/NUSP, SEPLAN/Agência CONDEPE-FIDEMCoordenação do Boletim: Comitê de Comunicação do Projeto Municípios Saudáveis Coordenação do Comitê Executivo de Gerenciamento do Projeto: Ronice Franco de Sá, Misa Nishida e Luiz QuentalCoordenação do Boletim: Comitê de Comunicação do Projeto Municípios Saudáveis

Jornalistas Responsáveis: Fabíola Vilela de Albuquerque (DRT/PE - 3322) e �rika Ferreira Lima (DRT/PE - 4021)Coordenação do Comitê Comunicação: Cleber Bunzen Diagramação: Leandro Castro Fotos: Cleber Bunzen, Leandro Castro, João Henrique, Rafaela Vasconcellos e Sérgio RodrigoEstagiários de Comunicação: Priscila Muniz (Jornalismo), Francisco Ludemir (Jornalismo), Sérgio Rodrigo (Rádio e TV), Antonio Regueira (Rádio e TV), João Henrique (Sistemas de Informação) Endereço para correspondênciaNúcleo de Saúde Pública e Desenvolvimento Social-NUSP

oAv. Prof Moraes Rego s/n Hospital das Clínicas Bloco E 4 andar Recife-PE Brasil CEP 50670-90E-mail: [email protected] Fone: (55-0XX81) 2126.8552/8553 Fax: (55-0XX81) 2126.8551

Periodicidade: semestralTiragem: 5000 exemplares

oBoletim do Projeto Municípios Saudáveis no Nordeste do Brasil / BRASIL-JAP�O N 06 JULHO de 2008

Official Development Assistance

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Equipe durante o Simpósio Internacionalde Promoção da Saúde

   第4回健康なまちづくりセミナーが開催  -ヘルスプロモーションに関心のある市町村が集う-